8月も下旬になりました。幸水から豊水へと品種が移り変わっていく大町梨街道の梨の販売状況を確認するため、8月27日(日)の午前10時30分頃に直売所に行ってきましたので、その時の様子をお伝えしていきたいと思います。
大町梨街道の場所
千葉県の市川市から松戸市を走る国道464号線沿いには、約50軒もの梨屋さんがあり、大町梨街道と呼ばれ、毎年8月頃になると道路の両脇にのぼり旗が立ち並び、賑わいを感じます。
※大町梨街道にある梨農園は下記のサイトよりご確認いただけます
大町梨業組合の梨農園ご紹介
この日の販売状況
訪問した時間帯
今回訪れたのは8月27日(日)の午前の10時30分頃。前回、8月6日(記事はコチラ)は午後の訪問になってしまいましたが、今回は予定通り午前中に行ってまいりました。直売所の営業状況はどのようになっているでしょうか・・・。
販売状況
大町梨街道の入口である高塚十字路から大町駅方面に向かって車を走らせていきます。10時30分の時点ですでに完売の看板が出ているお店、梨を販売しているお店、11時の開店前に行列ができているお店など、お店によって状況は様々でした。営業しているお店も道路側のシャッターが閉まっているところが多く、運転しながらパッと見て営業しているかを確認するのが難しいのは相変わらずでした(笑)。
売っていた品種
8月上旬から販売していた幸水が終わり、現在は豊水を販売しているお店がほとんどです。そして、あきづきやかおりといった品種を取り扱っているお店もありました。
「板橋園」さんを訪問
知人への地方発送をお願いするために立ち寄ったのは板橋園さん。こちらは毎年お世話になっているお店なんですが、いつも丁寧に対応してくださって、とても感じがよくオススメです!
■板橋園
住所:千葉県市川市大町74
電話:047-339-7411
※お店自体は街道に面していますが、駐車場は道を曲がったところに3台ぐらい止められるスペースがあります
地方発送の状況
知人に豊水を送ろうと思って時期に合わせて訪問しました。しかし地方発送をお願いするにはもう少し早い時期に来た方がいいようです。大体8月上旬には注文をお願いした方が良かったみたいですね。ちなみに現在発注できるサイズは「特大」サイズかそれ以上ということでした。お店の人の話によるともともと「豊水」は発育がよく、大きく育つ品種だそうです。特に今年は生育がいいようで、大きな梨が多いということでした。
これから旬を迎えるあきづきは現在、注文多数のため受付休止中になっていました。地方発送の依頼は最盛期より前に発注するようにした方がいいということを学びました。
直売所での販売状況
当日販売分の梨は棚には並んでいませんでしたが、お店の人に声をかけたところ「おつくりしますよ!」と快く梨を袋に詰めてくださいました。今の時期に販売されているのは豊水とあきづきで、今回はあきづきを購入してきました。値段は1袋4個入り1000円でしたが、恒例の梨のオマケもありました。
今年の生育状況を聞いてみました
現在の梨の生育状況を聞いてみたところ、「順調」という言葉が聞けました。今が旬の豊水については、例年よりも少し収穫が早かったみたいです。9月上旬に販売が始まるあきづきやかおりもすでにありましたので、今年は全体的に出荷が早いようですね。
現在は「豊水」が中心の時期ですが、これから10月にかけて以下のような品種が順次販売されていきます。
■豊水(ほうすい)・・・8月下旬から9月下旬
■かおり(かおり)・・・9月上旬から9月中旬
■秋月(あきづき)・・・9月上旬から9月下旬
■新高(にいたか)・・・9月中旬から10月上旬
販売時期は気候や気温によって左右されますので、特にお目当ての品種がある場合は事前に問い合わせてから行くことをオススメします。
※大町梨街道にある梨農園の連絡先は下記のサイトよりご確認いただけます
大町梨業組合の梨農園ご紹介
まとめ
今回は2023年8月下旬の大町梨街道の直売所の状況についてお伝えいたしました。今年は全体的に収穫が早めのようです。旬を逃さないよう、新鮮で美味しい梨を存分に味わってください!
※以下の関連記事も併せてご覧ください
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梨といったら千葉! 大町梨街道 2022年の状況(市川・松戸)