数々の受賞歴を持ち日本一と言われる「中華蕎麦とみ田」。そのつけ麺を一度は本店で食べてみたいと思いませんか。今回は本店で食べる方法についてご紹介したいと思います。
「中華蕎麦とみ田」について
「中華蕎麦とみ田」の本店は千葉県の松戸にあります。数々のイベントやコンテストで受賞歴がありますが、大つけ麺博の10周年特別企画「ラーメン日本一決定戦」で優勝し、TRY(Tokyo Ramen of the Year)ラーメン大賞でも4連覇を飾って殿堂入り、まさに日本一のラーメン屋さんと言えます。
店主の富田治氏はラーメンの神様と呼ばれる「東池袋大勝軒」の山岸一雄氏の孫弟子にあたります。2006年に独立して「中華蕎麦とみ田」を開業し、現在は約15店舗の支店や独立店を展開しています。
看板メニューは何といっても超濃厚豚骨魚介スープと自家製極太麺の「つけめん」です。個人的には「らぁめん」も大好きで甲乙つけがたいところですが、「とみ田」=「つけ麺」のイメージが強いと思います。
支店もたくさんあってフードコートなどでも「とみ田」の名前を冠したつけ麺やラーメンを食べることができますが、本店はそれらとは一線を画しています。麺は厳選した国産小麦の自家製麺で、食材も幻といわれる国産ブランド豚「TOKYO X」を惜しみなく使用しています。最高のおもてなしを追求されていて、味だけでなく人や空間まで細部にわたってこだわりを感じます。お値段もなかなかですが、やはり一度は本店で味わってみたいところです。また、ここまで有名になった今でも店主の富田氏が厨房に立って調理しているというのもなかなか凄いことだと思います。
店名 | 中華蕎麦とみ田 |
所在地 | 千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル1階 |
アクセス | JR常磐線・新京成線「松戸」駅 徒歩5分 |
電話 | 047-368-8860 |
営業時間 | 11:00~15:00 ※麺、スープ切れ次第終了 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | なし(近くにコインパーキングあり) |
公式サイト | https://www.tomita-cocoro.jp/ |
並んだら食べられる?
ほとんどのラーメン屋さんはお店に並んで待っていれば食べることができますが、「中華蕎麦とみ田」は現在、完全予約制となっていて並んでいても食べることはできません。以前は最長で4時間待ちという状況もあったようなので、ある意味完全予約制になって良かったのかもしれません。
予約方法は2つあります。ここからそれぞれの予約方法について説明していきたいと思います。
予約方法① 店頭で整理券をもらう
予約方法のひとつ目は、当日の朝店舗に行って整理券をもらう方法です。
整理券は朝8時(土日祝日も同様)から配布されます。時間前に到着した場合は店舗脇のベンチに沿って並び、受付開始を待ちます。
食事をする人数を伝えた後、食券を購入します。食券は1グループ5人分(土日祝日は3人分)まで購入可能で、ひとりで買いに行って問題ありません。購入したら店員さんに食券を渡して時間を予約します。希望の時間帯を伝えることも可能ですが、お昼時は先に埋まってしまうので早めに行って並んだ方がいいでしょう。なお営業時間は11:00~15:00(水曜定休)です。
予約方法② インターネットから予約
予約方法のふたつ目は、インターネットから予約する方法です。「OMAKASE」という飲食店予約サイトを通じて予約することができます。こちらのサイトを利用するには会員登録が必要です(会員情報とクレジットカード情報を登録)。会員登録が完了するとお店の予約状況を確認することができるようになります。
予約の受付は1週間単位になっていて、毎週火曜日の12時半から予約受付開始となります。予約できるのは木曜日から翌週の火曜日までの1週間分です。こちらは店頭の整理券とは異なり、1グループ4人分までの食券を購入できます。予約に空きがあったらメニューとトッピングを選択して予約を行います。
なおここでの予約は集合時間となっており、実際の案内時間より10分早い設定となっているのでご注意ください。またサイトからの予約では1席あたり390円の利用料がかかる点にもご注意ください。その他キャンセル料などもかかりますので予約する前にサイトにて詳細をご確認ください。
インターネットから予約する方法は別の記事で詳しく解説しています。
予約当日
予約が取れたら、指定された集合時間の5分前までに店舗脇のベンチに行き、案内を待ちます。なお集合時間に10分以上遅れた場合は返金なしのキャンセルとなりますので注意が必要です。
私は集合時間の10分前に到着しましたが、その時点ではまだ誰も来ていませんでした。その後5分ぐらいで人が集まり始めました。程なくして定員さんが出てきて整列順に食券の購入に誘導してくれます。食券を購入した後は再度列に並び入店を待ちます。時間になると名前を呼ばれ順番に入店していきますが、こちらは整列順ではなく、お店側であらかじめ決めた座席順に奥から通されるようでした。
店内に入るとL字型のカウンターがあります。静かでちょっと緊張感のある雰囲気が漂います。席数は全部で9席。厨房には店主の富田氏を含めて3人のスタッフがいました。ホールは見習いと思しき方を含めて2人体制でした。料理はラーメンを注文した人から先に提供され、続いてつけ麺が提供されます。
提供される料理はトッピングひとつひとつにもこだわりが詰まっていて、どれもこれも本当に美味しかったです。
みなさんも極上の料理と贅沢な時間を存分にご堪能ください!