電車でも行けるテナガエビ釣り場を調査(2024年6月22日)

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荷物も少なく近場でも手軽に釣れるテナガエビですが、電車で行こうとすると場所も限られてしまいます。そこで今回は東葛地域から電車で行けるとっておきのテナガエビ釣り場をご紹介したいと思います。

テナガエビ釣りについて

テナガエビは4月の後半から9月ごろまでが釣りやすいシーズンです。川や湖沼といった淡水の生き物ですが、主に河口部の少し潮が混じった汽水域に生息しています。東京都と千葉県の間を流れる江戸川では河口に近い市川から松戸あたりまでがテナガエビ釣りのメッカとして知られています。夜行性ではありますが、日中の時間帯に普通に釣れます。

テナガエビ釣りに必要な道具やポイントは別の記事にまとめておりますので、これから始めたい方は是非そちらからご覧ください。

テナガエビはとても美味しいので持ち帰って食べることをオススメします。釣ったテナガエビは水を入れたクーラーボックスにエアポンプで酸素を送り込みながら、活かして持ち帰ります。川の水ではなく自宅から水を持っていけば釣りをしている最中も泥抜きができます。

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目的地は「市川橋」の高架下

今回は電車で行けるテナガエビ釣り場ということで、市川橋の高架下をご紹介します。市川橋は東京都と千葉県を繋ぐ国道14号線の橋で、最寄り駅のJR市川駅から徒歩12分程度で行くことが出来ます。近くに公共のトイレもあり、コンビニもそれ程遠くない距離にあります(市川駅前にはコンビニやスーパーが数多くありますので、電車で行くなら駅前で調達することをオススメします)。
なお駐車場はありませんので、車で行く場合は近くの有料パーキングを利用する形になります。

市川橋の高架下

釣り場はゴロタ場(大きな石が多く沈んでいる場所)とテトラポッドが入っている場所があり、障害物を好むテナガエビが潜んでいそうなポイントがたくさんあります。高架下のため日陰もあり、場所を選べば暑い時期でも快適に釣りをすることができます。

テナガエビが潜んでいそうなゴロタ場
テトラポッドが入ったポイントとJR総武線の鉄橋

ちなみにすぐ近くにJR総武線の鉄橋があってその下もテナガエビ釣りのポイントになりますが、電車が通るたびにもの凄い音がする(本数も多い)ので、そちらで釣りをする場合は覚悟が必要です(笑)。

今回の釣り

今回釣りに行ったのは、平年より14日遅い梅雨明けが宣言された翌日の6月22日(土)。前日に大雨が降りその影響が気になるところでしたが、当日は朝から晴れ予報だったため釣りを決行しました。

なかな釣れない時間が続く…

現地に到着したのは朝の7時30分頃。まずは周辺の様子を確認してみますが、やはり前日の大雨の影響か、水の量が多くゴミもたくさん漂っている状況でした。水深があってゴロタ場のポイントが見えなかったため、まずはテトラポッドの隙間を狙って開始します。下流側の突き出た角のポイントに入りましたが、ここは結構水深が深いです。
竿を2本準備してエサの赤虫を付けます。赤虫は半分に折るように持ってチョン掛けします。アピール力を高めるために2匹付けてみることにしました。

開始早々ダボハゼが2匹釣れましたが、本命のテナガエビの姿はなかなか拝めません。周りでやっている人もそれ程釣れている感じはなさそうです。移動を繰り返しながらテナガエビを探してみますが、時間ばかりが過ぎていく展開が続きました。

ようやく待望の1匹が

1匹目が釣れたのは10時30分。すでに開始から3時間が経過していました。テナガエビは釣れる時には結構コンスタントに釣れるのですが、今回は1匹が遠かったです。さらにその後も続かず、移動を繰り返す時間が続きます。

ポツンポツンと釣れる展開

潮が引いてゴロタ場の様子がわかるようになってきてからは、岩の隙間をピンポイントに1か所1か所狙っていきました。すると2匹目が釣れ、同じ場所ですぐに3匹目を釣ることができました。テナガエビは1つの場所で釣れたらまた同じ場所に投入し、釣れなくなったら移動していくことで効率良く釣ることができます。しかし残念ながら今回は2匹止まり。その後別のポイントで2匹を追加しましたが、午後になって風が強まってきたため、14時過ぎに納竿としました。

最終結果

今回は6時間ちょっとの釣りで5匹のテナガエビが釣れました。正直ちょっと物足りない結果だったと思います(10匹以上は釣りたかった…)。ただ前日の雨の影響で増水していたりゴミが多かったりしてコンディションが良くなかった中、テナガエビの顔を見ることができて良かったと思います。近くで15匹ぐらい釣ったという方もいましたが、普段はもっと釣れているようです。雨の多いこの時期に釣りができて、テナガエビの顔が見られたので良かったということにしておきましょう。

代用フォト(写真撮り忘れ…)

テナガエビは美味しいです!

テナガエビは居酒屋さんでも提供されるほど美味しいです。私は釣ったテナガエビはありがたくいただくことにしています。お酒のつまみにも最高ですし、お子さんと一緒に釣りに行ったのなら立派な食育になると思います。

調理法はから揚げがオススメです。下味にカレー粉をまぶしたりしても美味しいです。カリッと香ばしいテナガエビの食感をぜひ味わってみてください。調理方法についてはまた別の記事でご紹介したいと思います。

今回のまとめ

今回は駅から歩いて行けるテナガエビ釣りのスポットとして、市川駅徒歩12分の市川橋の高架下をご紹介いたしました。残念ながらあまり釣果には恵まれませんでしたが、駅から歩ける場所で釣り場も安全で、テナガエビ釣りを十分楽しめる環境だと思います。

ゴロタ場で釣りをする場合は、前下がりになっていて濡れていると滑るので足元には十分ご注意ください。ちなみに水がすごく引いている時はゴロタ場の先の方まで立ち込むこともできますので、長靴などを用意しておくのも良いかも知れません(電車では荷物が増えてしまいますが…)。テトラポッドに乗って釣りをする場合も足元には十分注意して楽しんでください。

一度体験すると病みつきになるテナガエビの「ビビビッ」という引きを、ぜひみなさんも味わっていただければと思います!

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