3月~8月まで楽しめる千葉県の潮干狩り情報【2023年版】

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春から初夏にかけてのレジャーといえば潮干狩りを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。海に囲まれた千葉県では、潮干狩りを楽しめる場所が多くあります。今回は潮干狩りを楽しむポイントとオススメのスポットについてご紹介していきます。

潮干狩りに出かける準備

服装

潮干狩りは3月下旬から7月頃にかけて盛んに行われていますが、初期の3月や4月は肌寒い日が多いです。また海は平地より寒いのでしっかりと防寒対策をしていきましょう。暖かくなってきたら今度は日焼け対策が重要です。夢中になって貝を探していると首の後ろが真っ赤に焼けてしまいますので、首にタオルを巻くなどして対策をしておいた方がいいでしょう(暖かくなくても意外に日焼けしますのでご注意を)。

濡れてもいい上着(ラッシュガードなど長袖がオススメ)、濡れてもいいズボン(半ズボン)、マリンシューズや長靴、帽子、タオル、軍手といったスタイルが基本です。お子さんの場合は水着が一番いいかもしれません。

持ち物

潮干狩りに必要な道具は、熊手やスコップ、ザル、バケツ、網などです。場所によっては熊手などを有料で貸し出しているところもあります。

その他持っていった方がいいものは、タオル、着替え、濡れた服を入れる袋、日焼け止め、ケガをした時のための絆創膏や薬、防水のスマホケースもあったら便利です。

持ち帰るための道具としては、クーラーボックス、保冷剤、新聞紙、海水を持ち帰るためのタンクやペットボトルを用意してください。持ち帰り方は後半で説明します。

潮干狩りのコツ

日取りの決め方

潮干狩りは潮が大きく引いて干上がった砂地を掘ってアサリを探すため、潮回りが重要になります。潮干狩り場の多くは潮が大きく動く「大潮」や「中潮」の干潮付近の5時間程度営業していますが、地域や場所によって異なりますので事前にホームページで確認してから計画を立てましょう。土日だからといって必ずしも営業しているわけではありませんのでご注意ください。

アサリを探すコツ

有料の潮干狩り場ではアサリやハマグリを撒いていることも多いので、まったく取れないということはないと思います。人がたくさん集まっているところは当然アサリがいる可能性が高いですが、みなさん結構手前で探していることも多く、少し沖の方まで行くとたくさん採れることもあります。ただしあまり無理をして水深のある場所まで行くのは危険ですので、節度を持って楽しむようにしてください。

美味しく食べるための持ち帰り方

採ったアサリを鮮度よく持ち帰るポイントは、アサリを海水に浸さずに持って帰ることです。

海水に入れて持ち帰る場合、身を出していたアサリが揺れの衝撃に驚いて貝に身を挟んで傷ついてしまうことがあります。海水に浸っていない場合は身を出すことが少ないので、傷ついて弱ってしまう可能性が低くなります。「海水がないと運搬中に死んでしまうのではないか?」と心配になるかもしれませんが、適切に温度管理ができていればアサリは水がなくても1週間ぐらいは生きることができます。現にスーパーに売られているアサリは水に浸かっていなくても生きていますよね。潮干狩りをして持ち帰るのは数時間だと思いますので、海水を入れずに持ち帰っても特段問題はありません。

用意するものは、クーラーボックス、保冷剤、新聞紙、海水を持ち帰るためのタンクやペットボトルです。クーラーボックスは発泡スチロール製のものでも構いません。保冷剤はペットボトルに水を入れて冷凍して持っていくのがコストもかからずオススメです。海水は砂抜きが2回できるぐらいの量を目安に多めに持って帰りましょう。

まずは採ったアサリを真水でしっかり洗い、汚れや雑菌を落とします。その後、クーラーボックスの中に新聞紙に包んだ保冷剤を入れ、そこに洗ったアサリを投入すれば完了です。保冷剤を新聞紙に包むのは、保冷剤とアサリが直接触れるのを防ぐためです。そして自宅で砂抜きをするための海水は別のタンクやペットボトルに入れて持って帰りましょう。

千葉県でオススメの潮干狩りスポット

ここからは千葉県内の潮干狩りスポットをご紹介していきます。それぞれ特色をまとめましたので、お出掛けの際の参考にしてみてください。

ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市)

ふなばし三番瀬海浜公園

都心から近い潮干狩り場のため気軽に行くことができます。潮干狩り期間中は「ふなばし三番瀬環境学習館」にて潮干狩りに関する企画展も開催されており、アサリの採り方や持ち帰り方、食べ方などが紹介されています。

ふなばし三番瀬海浜公園開催期間4月18日~5月25日
料金大人(中学生以上)500円
小人(4才以上)250円
※持ち帰りは別途120円/100g
問い合わせふなばし三番瀬海浜公園
047-435-0828
URLhttps://www.sambanze.jp/facility/park/shell_gathering.html

江川海岸(木更津市)

夕暮れ時の江川海岸

海岸から沖に向かって電柱が立ち並ぶ風景が「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる人気の観光スポットです。潮干狩りの時間帯は干潮のため砂地になってしまいますが、干潮後2時間ぐらいすると水が薄く張り、そのタイミングが写真撮影には向いているということです。潮干狩りのついでに美しい写真も撮ってみてはいかがでしょうか。

江川海岸開催期間3月25日~7月17日
料金大人(中学生以上)2000円
小人(4才から小学生)1000円
※持ち帰りは大人2kg、小人1kgまで
問い合わせ江川海岸潮干狩場
0438-41-1960(開催期間のみ)
URLhttp://www.egawa-gyokyou.or.jp/

木更津海岸(木更津市)

中の島大橋

日本一高い歩道橋「中の島大橋」を渡って潮干狩り場に向かいます。海風を受けながら見る歩道橋からの景色は最高です。ただしアサリをたくさん採った帰りは重い荷物を持って歩くことになるのでご注意を(笑)。

木更津海岸開催期間3月25日~7月22日
料金大人(中学生以上)2000円
小人(4才~小学生)1000円
※持ち帰りは大人2kg、小人1kgまで
問い合わせ新木更津市漁業協同組合
0438-23-4545
URLhttp://www.jf-kisarazu.jp/

富津海岸(富津市)

富津岬の手前にある広大な潮干狩り場で、営業期間が最も長く、8月末まで潮干狩りを楽しむことができます。近くには富津岬や富津公園ジャンボプール(営業は例年7月第3土曜~8月31日)があり、潮干狩り以外のレジャーも充実しています。

富津岬
富津海岸開催期間3月25日~8月31日
料金大人(中学生以上)2000円
小人(小学生)1000円
4才~小学生未満800円
※持ち帰りは大人2kg、小人以下1kgまで
問い合わせ※土曜日・日曜日・祝日
富津潮干狩場直営海の家
0439-87-2233
※月曜日~金曜日
富津漁業協同組合
0439-87-2121
URLhttp://www.jf-futtsu.com/
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