冬の屋外型温泉施設「スパニワ」はやっぱり寒い? 大江戸温泉物語 浦安万華郷 訪問レポート(2023年1月22日)

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※「大江戸温泉物語 浦安万華郷」は、2024年6月2日で営業を終了しました
寒さも厳しくなる1月下旬、屋外型の温泉施設で遊ぶことはできるのでしょうか。果たしてどれぐらい寒いのか、混雑状況はどんな感じなのか、気になって浦安市にあるスパニワ(大江戸温泉物語 浦安万華郷)に出かけてみました!
当日は風のない穏やかな晴天でしたが、最高気温9度、最低気温2度とかなり寒い日でした。ちなみに滞在した時間帯は一番暖かい13時から16時になります。冬に行ってみようか迷っているみなさんのヒントになれば幸いです。

施設の概要

「大江戸温泉物語」と言えば全国で温泉施設や温泉宿を運営・プロデュースしている一大ブランドですが、中でも「浦安万華郷」は全部で38のお風呂を有し、大江戸温泉物語ブランドの中でも最大級のスケールで展開する温泉テーマパークになります。

まずは施設の基本情報について見ていきたいと思います。

基本情報

住所〒279-0013 千葉県浦安市日の出7丁目3-12
交通アクセス無料シャトルバスあり
・JR京葉線「新浦安駅」より約10分
・東京メトロ東西線「浦安駅」より約20分
営業時間11:00~24:00
休館日2023年6月7日(水)、6月8日(木)、7月3日(月)、7月4日(火)
入館料
※タオル付
大人(中学生以上):1,888円(2,218円)
小人(4歳~小学生):858円(968円)
※カッコ内は土日祝料金
※その他、特別日料金や朝風呂料金あり
レンタル料金館内着(大人、小人、こども):385円
レンタル水着:440円~770円
レンタルブランケット:275円
販売水遊び用おむつ:220円/1枚
水着:2,530円~6,600円
駐車場
(普通車)
420台(5時間まで無料)
問い合わせ047-304-4126(電話予約)
公式サイトhttps://urayasu.ooedoonsen.jp/
※詳細は公式サイトにてご確認ください

予約について

日帰りで温泉施設を利用する場合は予約なしでも利用できますが、旅行サイトの「じゃらん」ではお得な予約プランなどもありますのでぜひ確認してみてください。

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入館~退館の流れ

初めて行く方は、入館手続きについて戸惑うかもしれませんので、入館から退館までの手順をご説明します。

エントランス
入口をくぐると正面に色鮮やかな紅白の提灯が出迎えてくれます。

向かって右側に下足室がありますので、靴を脱いでこちらに預けます。こちらは100円玉を入れて預けた後、帰りにお金が戻ってくるオーソドックスなスタイルになります。小銭がない場合は500円玉と1,000円札が使える両替機もあります。

入館受付
靴を預けたら受付に進みます。今回は旅行サイトから予約して訪問したため、スマートフォンで予約画面を提示してスムーズに入館できました。

人数の確認後、子どものロッカーが必要か聞かれました。ここでひとつポイントですが、更衣室のロッカーは幅20cmぐらいと結構狭いので、小さなお子さんの分も借りた方がいいと思います。ただしカギをなくすと4,000円かかるのでしっかり管理しましょう。
手続きが終わったら、ロッカーのカギと引換券(タオルや館内着など)を受け取り入館します。
館内の入口のすぐ手前に貴重品用のロッカーもありますので貴重品はこちらに預けます。ちなみに館内でお金を使う場合はロッカーのカギを使った精算になるため、現金を持ち込む必要はありません。

タオル・館内着の受け取り
入館したらまずはレンタル品を受け取ります。入ってすぐ左手に貸出所がありますので、受付の方に引換券を渡して館内着やタオルを受け取ります。あとは館内用バッグも借りることができます。

着替え
更衣室はタオル貸出所に向かって左右にあり、男性は左側、女性は右側に分かれています。
入館手続きの時に受け取ったロッカーのカギの番号を確認し、ロッカーを探します。
目的の施設ごとに着替えを済ませたら、各施設に向かいましょう。
◎屋外型温泉施設「スパニワ」を利用・・・水着に着替えて更衣室の奥に進みます。
◎温泉を利用・・・衣服を脱いで更衣室の奥に進みます。
◎館内施設(休憩所など)・・・館内着に着替えて入口に戻ります。

退館
着替えを済ませたら更衣室入口でレンタル品を返却し、清算所に向かいます。
こちらでロッカーのカギを渡して館内で利用した分のお金を精算し、最後に退館カードを受け取ります。エントランスにあるゲートに退館カードを入れたら退館の完了です。

スパニワ(屋外型温泉施設)のご紹介

スパニワは水着で入る屋外の混浴露天風呂で、ファミリーやカップルで楽しむことができる施設です。全部で11種類のお風呂があり、滝や洞窟、すべり台などがあります。

施設内に持ち込めるものは、タオル類や貸しバッグの他、ペットボトルの飲み物、カメラやスマートフォンもOKとなっています。施設内には荷物置き場が何か所か用意されていますが、貸しバッグに荷物を入れて置いている方が多いので、くれぐれも荷物の取り間違えにはご注意ください。またご家族の思い出にたくさんの写真を撮りたいと思いますが、他の方への配慮は忘れないようにしましょう。

ここからはそれぞれの施設についてご紹介していきたいと思います。

温泉の種類

大滝の湯
入ってすぐ目に入ってくるのは、大きな岩と洞窟、そして岩の上から流れ落ちる滝です。その手前にある大きなお風呂が大滝の湯になります。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/spaniwa/

青の洞窟
入口にある大きな岩を左手に進むと、青くライトアップされた幻想的な洞窟があります。中はこじんまりとしていて、2家族程度でいっぱいになる感じです。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

竹林の湯
入口にある大きな岩をまっすぐ奥に進むと現れるのが竹林の湯です。模様を施した竹林がとても印象的でした。こちらのお風呂は横に大きく広がっているため、大勢の人がいてもゆったりと入ることができます。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

■亜細亜の湯
すべり台が2台あるこちらのお風呂は、小さなお子さん連れの家族に人気です。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

五色の湯
段々畑のように5つのお風呂が連なっている形が特徴で、1家族1か所ぐらいだと少し広々と使えてちょうどいい感じでした。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

足湯
施設内を端から端まで横断するように、川のような足湯が広がっています。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

空洞の湯
施設のほぼ中央にはコロンとした洞穴のような温泉があります。訪問した時は周りに金魚がペイントされていました。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

■池泉庭園の湯(高濃度炭酸泉)
渡り廊下の途中にあるこちらのお風呂は温度が低めに設定されているため、お子さんでもゆっくり入ることができます。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

明鏡止水の湯
こちらはゴツゴツした大きな岩で囲まれた、屋根付きの温泉になります。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

源泉館
スパニワの中で唯一の天然温泉は、レトロな湯屋を彷彿させる作りが特徴的です。大きさもあり、一番人気のお風呂でした。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/spaniwa/

かやぶきの湯
源泉館の脇にあるかやぶき屋根のついた温泉になります。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

その他の施設

ドクターフィッシュ&カフェ
ソフトクリームや飲み物、おでんや焼きそばといった軽食が販売されている施設です。アルコール類やおつまみも取り揃えています。なお飲食は店内かテラス席のみ可能となっています。
また、こちらでは角質を食べてくれるドクターフィッシュの体験もできます(1,000円/10分)。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/relaxation/

写真撮影スポット
足湯を奥の方へと進むとウッドデッキがあり、壁面にアートなペイントが施された写真撮影スポットになっています。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

乾気の間(低温サウナ) ※営業休止中
故障中のため利用できませんでした。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/news/12980

スパニワに関する詳細は公式ホームページにてご覧ください。
■スパニワの紹介ページ(公式ホームページ)
https://urayasu.ooedoonsen.jp/spaniwa/

内風呂・露天風呂のご紹介

お子さんと一緒だとなかなかゆっくりお風呂を楽しむことは難しいかもしれませんが、こちらには7種類の内風呂と4種類の露天風呂、2種類のサウナがあります。

もっとも特徴的で人気のあるお風呂は「コラーゲンの湯」です。ピンク色をしたキレイなお風呂は香りもよく、肌ざわりも最高です。

引用元:大江戸温泉物語 浦安万華郷:https://urayasu.ooedoonsen.jp/onsen/

その他のお風呂や施設の概要は、公式ホームページにて確認してみてください。
■温泉施設の紹介ページ(公式ホームページ)
https://urayasu.ooedoonsen.jp/onsen/

温泉以外の館内施設のご紹介

浦安万華郷は、温泉以外にも食事や休憩ができる施設が充実しているのも魅力のひとつです。ここからは、大正時代を彷彿させる、レトロな館内施設を紹介していきます。

フードコート・食事

マリオンクレープ
昔からある王道スイーツといえばクレープ。デザート系からおかず系まで、たくさんの種類が用意されています。

B級グルメ食堂
フードコートスタイルで立ち並ぶのはB級グルメの数々。ラーメンやカレー、フライドポテトなどを楽しむことができます。

焼肉 牛繁 ※営業休止中
みんな大好きな焼肉も食べられます。

お食事処 菊水亭
ボリュームのある定食や丼物を中心をリーズナブルな価格で味わえるレストランです。

和食処 千寿樓
天ぷらや握り寿司など、本格的な和食を楽しむことができるお食事処です。

中華 老上海 ※営業休止中
本場の四川料理が楽しめる、本格中華のお食事処です。

食事に関する詳細な情報は公式ホームページにてご確認ください。
■食事の紹介ページ(公式ホームページ)
https://urayasu.ooedoonsen.jp/food/

休憩場所

■くつろぎ処
広々とした畳のスペースにテーブルと長めの座布団が用意されており、休憩したり食事を取ったりできます。今回は残念ながら空いておらず、利用できませんでした。やはりこういったスペースは人気がありますね。

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■お休み処
2階にある休憩スペースでは、一人用のマットレスと枕が配置されており、横になってゆっくり休むことができます。女性専用のお部屋もありました。

■マンガコーナー
こちらも2階の施設です。各種取り揃えられた漫画を、ソファーやクッションマットが敷き詰められた地ベタに座ってくつろぎながら読むことができます。

その他の施設

■ゲームコーナー
男子更衣室の目の前にはゲームコーナーがあります。UFOキャッチャーや太鼓の達人、マリオカートなど定番のゲームが置いてあり、小さなお子さんで賑わっていました。

■おみやげ処
精算所の近くにはおみやげ物屋さんもありました。スペースはそんな広くありませんが、千葉県の名産品やお風呂グッズなどが置いてありました。

■癒し処
リラクゼーションや韓国式あかすり・エステ、痩身エステ、岩盤浴などの施設あります。

■宿泊処
館内には宿泊施設も併設されています。滞在中は何度でも温泉を利用することができます。

その他の館内施設の詳細は公式ホームページにてご確認ください。
■館内施設の紹介ページ(公式ホームページ)
https://urayasu.ooedoonsen.jp/facility/

真冬のスパニワに行ってみた感想

今回はスパニワ → 内風呂・露天風呂 → 館内施設という順で施設を回ってみました。

スパニワに関して言えば、例え真冬の屋外型温泉施設でもお風呂に浸かっているいる分には寒さはさほど気になりませんでしたが、水から上がると冷気に晒された水着が冷えてアッという間に寒くなり、少し移動するとまたすぐお風呂に浸かりたくなります。実際に私たちは、お風呂からあがって隣のお風呂に移動してちょっと浸かり、また隣のお風呂まで歩いてちょっと浸かる、という感じで回っていきました。今回は日曜日の日中帯にも関わらずほとんど混雑はしておらず、どのお風呂を利用するのにも順番待ちをしなければならないような状況は一切なかったため、すぐ近くのお風呂で温まるということができました。

スパニワで遊んだ後は内風呂で冷えた体を十分に温め、最後に休憩所で食事を取ってから館内を少しブラブラし、十分に満足して施設を後にしました。

1年で最も寒い季節ですから間違いなく寒いことは寒いですが、混雑していない分ゆったり楽しむことはできたと思います。ただし風の強い日や天気の悪い日となるとだいぶ状況が変わってくると思いますので、スパニワを目的に出かける際は前日ぐらいに天候を確認して判断した方がよいのではないかと思いました。もちろん内風呂・露天風呂や館内施設だけでも十分に楽しめる場所ですので、スパニワで遊べなくてものんびりと過ごすことはできると思います。

まとめ

今回は、真冬の時期に屋外型温泉施設「スパニワ」で遊ぶことは可能かを実際に現地を訪問してレポートいたしました。我が家の場合、風のない晴れた日の日中帯であれば、また行ってもいいかなと思っています。厳冬期は週末でも空いている可能性が高いので、ある程度の寒さを覚悟した上で行くのなら狙い目かも知れませんね。実際に訪問する際は、風邪など引いて体調を崩さないよう十分にご注意ください。

冬に水着で外遊びをする選択肢は多くはありませんが、少しでもみなさんのお出かけの参考になりましたら幸いです!

※「じゃらん」ではお得な予約プランなどもありますので、こちらもぜひチェックしてみてください

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